2017年11月
北海道展閉幕 最終日も作品解説会と篆刻教室
例年よりも早い積雪に見舞わた「北海道展」ですが、11月26日(日)に5日間の会期を終了し、総入場者数は1,936人で、昨年の入場者数を超えることができました。
足場の悪い中でしたが、連日、多くの方にご来場いただきありがとうございました。
最終日(11月26日)に行われた関連イベントの様子です。
午前に作品解説会、昼から篆刻教室が行われました。
【作品解説会】(11時)
【篆刻教室】(12時30分/14時)
2017年11月26日(日)17:30
北海道展 24日作品解説会
北海道展 23日作品解説会&親子習字教室
2日目(11月23日)に行われた関連イベントの様子です。
午前は作品解説会、午後は親子習字教室を行いました。
【作品解説会】
【親子習字教室】(14時から市民ギャラリー2階予備展示室にて)
「楽しく!元気に!」をモットーに、北海道展役員が一人ひとり丁寧にアドバイス。
子どもたちは生き生きと、保護者の皆さんは真剣に筆をとっていました。
書いた作品は展覧会最終日まで市民ギャラリー1階ロビーに展示されています。
2017年11月23日(木)11:50
北海道展 22日作品解説会
初日(11月22日)に行われた作品解説会の様子です。
2017年11月22日(水)14:39
本日開幕 北海道展 イベントも満載
第34回読売書法展の「北海道展」が11月22日(水)、札幌市民ギャラリーで開幕しました。
会場には、北海道地区の入選・入賞作品をはじめ、同地区を牽引する読売書法会役員の作品など355点が展示。日本芸術院会員や文化功労者ら書壇の最高峰を形成する幹部役員の新作も紹介されています。
会期中の関連イベントも満載ですので、この機会にぜひ会場まで足をお運びください。
【関連イベント】 *敬称略
22日(水)
11時~ 作品解説会① 石田壱城(北海道展副実行委員長)
14時~ 作品解説会② 阿部和加子(同展実行委員長)
23日(木・祝)
11時~ 作品解説会③ 加藤正叙(同展副実行委員長)
14時~ 親子習字教室 *事前申し込み
24日(金)
11時~ 作品解説会④ 上山天遂(同展副実行委員長)
14時~ 作品解説会⑤ 八巻水鷗(同展副実行委員長)
25日(土)
10時~ 作品解説会⑥ 星弘道(第34回読売書法展総務部長)
(同日午後は表彰式開催のため会場でのイベントはありません)
26日(日)
11時~ 作品解説会⑦ 戸澤秋亭(同展副実行委員長)
12時半~/14時~ 篆刻教室 *事前申し込み
開館時間は午前10時から午後6時。26日(日)までの5日間開催です。
最終日は午後5時閉館ですのでご注意ください。
2017年11月22日(水)10:51
第35回書海社師範展
第35回書海社師範展
2017年11月21日(火)~11月26日(日)東京銀座画廊・美術館7F
書海社(代表:谷村雋堂 )
2017年11月21日(火)10:00
北海道展 22日から
11月22日(水)からは、第34回読売書法展の「北海道展」が開幕します。
札幌市民ギャラリーで26日(日)までの5日間、開催します。
会場案内など詳細はこちらをご覧ください。
2017年11月18日(土)09:00
対談「明末清初の書 ー 連綿趣味の魅力を語る」 11月25日 静嘉堂文庫美術館で
東京・世田谷区の静嘉堂文庫美術館で開かれている「あこがれの明清絵画〜日本が愛した中国絵画の名品たち〜」では、李士達(りしたつ)「秋景山水図」(重要文化財)、沈南蘋「老圃秋容図(ろうほしゅうようず)」などの絵画と共に、張瑞図や王鐸らの書が話題になっています。11月25日(土)には読売書法会常任総務の高木聖雨先生と東京国立博物館の富田淳・学芸企画部長が、「明末清初の書ー連綿趣味の魅力を語る」と題して、この時代の連綿趣味の系譜と魅力を語り合われる予定です。
◇
本展で特に注目される書作品、米万鐘「 草書七言絶句」、張瑞図「草食五言律詩」、王鐸「臨王徽之得信帖」について、詩と手紙を静嘉堂文庫美術館の河野元昭館長が訳されました。(館長ご本人は「戯訳」と呼んでおられます)
文人世界へのアプローチのための楽しく貴重な指南、ガイダンスになりそうです。
米万鍾「草書七言絶句」
霜降る林で酔った日は さらに山々美しく……
風に揺れる葉 蝉の声 自然が奏でるハーモニー
苔むす道を踏みながら 一人 杖つき遠くへと……
どこまで行ったら最高の 秋を堪能できるやら
張瑞図「草書五言律詩」=唐の詩人 沈佺期(しんせんき)の「楽城白鶴寺詩」
碧き海 龍宮城へ通う道 お堂の向こうに青き雲立つ
波の音 説教の声 共鳴し 雨の気配にしとる香煙
山を背に生い立つ木々は鬱蒼と…… 流水あふれる渓の涼しさ
無意識に俗世と比べて詩にうたう 心は澄んで涅槃の境地
王鐸「臨王徽之得信帖」
お手紙拝受、兄嫁様のお病気、いまだ全快されないとのこと、改めて申し上げるまでもなく、大変心配申し上げております。お会いせずにはいられず、お訪ねしたいものと思っておりますが、湖水の水かさが増し、舟で渡ることもできず、離ればなれになったままです。そうでなければ、もうとっくにお訪ねしていることでしょう。やむを得ず、お手紙だけになってしまいますが、遥か遠くからお届けする私の心中をお察しください。この気持ちは私の朋友にも明かしておりません
(貴兄にのみ知っていただきたく存じます)
我が家の祖先である黄門郎(中納言)王徽之の書体を真似ました 甥・鐸
己丑(1649年)十一月 九叔の御前に ご笑覧下のほどを
3人はともに高級官僚で、いわゆる文人です。文人の作品は、技術に依拠する職業画家とは異なり、詩書画のいずれもが深い教養に根ざした「清雅な心のあらわれ」でした。そして書は画よりも重んじられたとも言います。同じ精神世界の表れでありつつも、書の方が精神性において優ると考えられたのかもしれません。
この明末清初という動乱の時代に、中国は社会全体が大きく変容しました。環境の変化は新しい書を生み出します。明時代に一般化した縦長の軸装作品、条幅は、明末清初に至って大型化し、長条幅が盛んに書かれるようになります。天井から地面まで高さのある壁にふさわしい作品が求められるようになったことも、その背景にあったと言われます。そして連綿趣味もこの長条幅とともに目覚ましい展開を見せたのでした。
高木先生は、25日の対談で「明末清初の新しい連綿の誕生、展開を、王鐸、傅山(ふざん)ら大家と共に、その影響を受けて書作に励んだ知られざる書家たちにも焦点を当て、さらに経済、建築などさまざまな時代背景にも触れながらお話したいですね」と語っておられます。
対談は25日午前11時から、同美術館の地下講堂で開催されます。整理券は当日午前10時から配布。定員は120人です。
本展は12月17日まで。月曜休館。問い合わせはハローダイヤル(03・5777・8600)へ。
2017年11月14日(火)14:08
四国展閉幕 書道教室も大盛況
第34回読売書法展の「四国展」が12日(日)閉幕し、3日間で1,848人にご来場いただきました。
下記の写真は11日(土)に行われた関連イベント「親子書道教室」の様子です。
例年同様、大勢の方にご参加いただきました。
2017年11月14日(火)12:25
第15回和洋女子大学競書大会
第15回和洋女子大学競書大会
2017年11月11日(土)~11月12日(日)
和洋女子大学文化資料館、書道室Ⅰ・Ⅱ
和洋女子大学(代表:井上清雅)
2017年11月11日(土)10:00