2018年7月
35回展記念事業情報
-第35回読売書法展記念事業-
特別展示「読める書への挑戦」
書芸術の一層の発展を目指し、読売書法会は1995年から漢字とかな交じりの作品を募る「調和体」部門を設け、“読めて親しめる書”の普及に取り組んでいます。
第35回の節目となる今年の読売書法展では、“読める書”に取り組んだ先達の「漢字かな交じり」作品を取り上げ、東京展(国立新美術館)と関西展の会場内に特別展示コーナーを設けます。「調和体」のこれまでの歩みを紹介し、現役幹部書家の最新の調和体作品などとともに、現代の書が秘めた進化の可能性を追求します。
東京展 国立新美術館(東京・六本木)
8月24日(金)~9月2日(日) 午前10時~午後6時 ※8月28日(火)休館
関西展 京都市勧業館みやこめっせ 日図デザイン博物館(京都・岡崎公園)
9月5日(水)~ 9日(日) 午前10時~午後5時(最終日は午後4時終了)※会期中無休
入場料 500円(高校生以下無料)
展示作品 (敬称略、50音順)
青山杉雨、淺香鐵心、淺見喜舟、淺見筧洞、伊藤鳳雲、今井凌雪、今関脩竹、
大石隆子、上條信山、栗原蘆水、桑田笹舟、桑田三舟、黒野清宇、小暮青風、
小坂奇石、近藤攝南、杉岡華邨、高木聖鶴、殿村藍田、成瀬映山、西川寧、
日比野五鳳、甫田鵄川、松下芝堂、宮本竹逕、村上三島、劉蒼居 のおよそ50点
【東京展関連イベント】
①席上揮毫・篆刻会
8月29日(水)午後2時~4時
国立新美術館3階講堂(東京都港区六本木7-22-2)
※ 読売書法会の現役幹部書家が、調和体を含む最新作を「公開制作」します。
篆刻:和中簡堂(常任理事)
かな:黒田賢一(常任総務)
漢字:星弘道(常任総務)
②作品解説会(ギャラリートーク)
◆国立新美術館(1A展示室)
※特別展示「読める書への挑戦」出品作品の解説
8月24日(金)漢字:有岡ᤸ崖(常任理事)
8月26日(日)漢字:牛窪梧十(常任理事)
8月27日(月)かな:高木厚人(常任理事)
8月30日(木)漢字:大澤城山(常任理事)
8月31日(金)かな:岩井秀樹(常任理事)
9月1日(土) 漢字:吉澤鐵之(常任理事)
9月2日(日) 漢字:角元正燦(常任理事)
各日午後2時~3時
◆東京都美術館(ロビー階第1公募展示室)
※35回展特別賞受賞作品の解説
(今回に限り、読売大賞・準大賞・新聞社賞・俊英賞・奨励賞が第2会場に陳列されます)
8月24日(金)かな:師田久子(常任理事)
8月26日(日)篆刻:和中簡堂(常任理事)
8月27日(月)漢字:吉澤大淳(常任理事)
8月28日(火)漢字:市澤静山(常任理事)
8月29日(水)漢字:日賀野琢(常任理事)
各日午前11時~12時
【関西展関連イベント】
作品解説会(ギャラリートーク)
◆京都市勧業館みやこめっせ 日図デザイン博物館展示室内
(京都市左京区岡崎成勝寺町9-1)
※特別展示作品などを前に、調和体の見所を解説します。
9月6日(木)漢字:福光幽石(常任理事)
9月7日(金)かな:日比野実(常任理事)
各日午後1時30分~
2018年7月13日(金)18:04