「あこがれの明清絵画〜日本が愛した中国絵画の名品たち〜」展

事務局から、書道ファンや読売書法展の出品者の方々に、適宜お知らせしたい情報やトピックスを紹介して参ります。

初回は、中国・明清時代の書画を取り上げた展覧会の情報です。

東京・二子玉川の近くの小高い丘の上に位置する静嘉堂文庫美術館は、国宝7件、重要文化財84件を含む数多くの古典籍と古美術品を所蔵しています。その中から選りすぐった中国・明清時代の書画を紹介する「あこがれの明清絵画」展が10月28日、同美術館で開幕します。
サブタイトル「日本が愛した中国絵画の名品たち」が示すように、日本人が注目、愛蔵した作品が集められています。中でも張瑞図の「草書五言律詩」、王鐸の「臨王徽之得信帖」などの書は、沈南蘋の代表作「老圃秋容図」などと並び、本展の見どころとなりそうです。
会期中には読売書法会常任総務の髙木聖雨先生と東京国立博物館の富田淳・学芸企画部長による対談「明末清初の書―連綿趣味の魅力を語る」(11月25日午前11時)をはじめ、講演会やギャラリートークが毎週のように予定されており、理解を深めるよい機会になりそうです。

                                                           ◇

 

「あこがれの明清絵画〜日本が愛した中国絵画の名品たち〜」展
10月28日(土)~12月17日(日) 月曜休館

対談

「明末清初の書-連綿趣味の魅力を語る」
11月25日(土)午前11時      静嘉堂文庫美術館地下講堂

髙木聖雨氏(読売書法会常任総務・大東文化大学教授)・富田淳氏(東京国立博物館学芸企画部部長)

*当日午前10時から整理券を配布。定員120人。

 

静嘉堂文庫美術館

東京都世田谷区岡本2ー23ー1

東急東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅、小田急線「成城学園前」駅からバス、タクシー

*展覧会、講演会、ギャラリートーク、交通案内などの詳細はハローダイヤル(03・5777・8600)、  http://www.seikado.or.jp ヘ。

2017年10月27日(金)13:58