九州国立博物館で黒田賢一先生など席上揮毫会

 

九州国立博物館(福岡県太宰府市)で開催されている特別展「王羲之と日本の書」(読売書法会協力)の関連企画として、11日、同博物館で読売書法会常任総務の黒田賢一先生、参事の陣軍陽先生、常任理事の岩田海道先生による席上揮毫会が開かれました。

 

小雪が舞う天候にもかかわらず遠方から駆けつけたファンも多く、特別に設けたモニター観覧のスペースを含めて観覧者はおよそ500人に達しました。

 

同博物館の島谷館長が進行・解説役を務められ、陣先生、岩田先生、黒田先生の順で揮毫。

 

陣先生は、桜の植樹を進める九州国立博物館にちなみ、桜を詠じた自身の句を調和体で書き上げました。

 

 

 

岩田先生は本展に陳列されている王羲之の「喪乱帖」に倣った漢字作品などを披露。

 

 

 

 

黒田先生は、九州国立博物館とゆかりの深い大宰府天満宮にちなみ、菅原道真公の飛梅の句などを題材に緩急自在の筆遣いを見せ、会場からは感嘆の声があがっていました。

 

 

 

 

 

揮毫された作品は、会場となったホールに並べられ、熱心な来場者らが閉館時間間際まで見入っていました。

 

 

来週18日には、髙木聖雨先生、吉田成美先生、吉村宣枝先生による席上揮毫会が開かれます。整理券は午前9時半から同博物館一階ミュージアムホール前で配布予定です。

 

展覧会は4月8日まで。

 

会期中展示替えがあります。詳しくは九州国立博物館の同展のホームページ出品目録http://www.kyuhaku.jp/exhibition/img/s_50/exhibition_s50.pdf
でご確認ください。

 

 

2018年2月11日(日)23:09