お知らせ
審査終了、顕彰と展覧会の準備進む
第36回読売書法展は8月1日午後に最高賞の「読売大賞」を決定し、7月26日から1週間にわたる鑑別・審査をすべて終了しました。
審査会場のサンシャインシティ文化会館(東京・東池袋)では、さっそく入選・入賞された方への顕彰と、東京展(8月23日から国立新美術館、東京都美術館で開催)をはじめ全国8都市を巡回する展覧会の準備が本格化しています。
2日朝からは「入選證」「賞状」の揮毫が始まりました。約30人の書家の先生方が長テーブルに向かい合って並び、名簿を確認しながら一人一人の名前を心を込めて書き入れています。すべて書き終えるまで3日間を要する作業です。
2019年8月2日(金)17:30
鑑別・審査続く
第36回読売書法展の鑑別・審査が26日から始まりました。審査会場は一日中、張り詰めた雰囲気に包まれています。
![](http://yomiuri-shohokai.com/news/wp-content/uploads/2019/07/審査風景_漢字東-700x467.jpg)
漢字の審査会場
![](http://yomiuri-shohokai.com/news/wp-content/uploads/2019/07/審査風景_かな-700x413.jpg)
かなの審査会場
2019年7月27日(土)12:26
審査員・審査部委員の合同総会を開催
第36回読売書法展の鑑別・審査が26日から始まるのを前に、審査会場となる東京・東池袋のサンシャインシティで25日、審査員・審査部委員合同総会が開かれました。
約40人の審査幹部と、全国から集まった約300人の審査員、審査部委員を前に、今回展で新たに審査部長となった髙木聖雨先生が「暑くなってきました。あすから長丁場になるが、くれぐれも体に気をつけて、しっかりとした審査をお願いしたい」と挨拶されました。また、同じく新任の総務部長として土橋靖子先生が「読売書法展がもっと元気が出るように、エネルギー値が高くなるように、少しでも審査部長をお支えできれば」と述べられました。
読売書法会最高幹部会議議長の杭迫柏樹先生は「読売書法会の創立以来、『本格の輝き』を掲げてお互いに励んできたが、書を高めること、広めることは車の両輪のように両方とも欠かすことができない。それには良い作品を選び出し、顕彰することが大事だ」と挨拶。その後、鑑別・審査の進め方などについて確認した。
![](http://yomiuri-shohokai.com/news/wp-content/uploads/2019/07/髙木聖雨審査部長の挨拶-700x525.jpg)
審査員・審査部委員合同総会で挨拶する審査部長の髙木聖雨先生。右は総務部長の土橋靖子先生
2019年7月25日(木)19:00
作品搬入が終了
第36回読売書法展の作品搬入が順調に終了しました。東京・東池袋の審査会場には、全国から集まった作品が「漢字・かな・篆刻・調和体」の部門別に整然と並べられ、7月26日朝から始まる鑑別・審査を待っています。
展覧会図録などの編集作業も本格化し、会場内では読売書法会の役員が出品した作品の撮影が進められています。
2019年7月23日(火)19:00
作品搬入始まる
第36回読売書法展の作品搬入が21日、審査会場となる東京・東池袋のサンシャインシティ文化会館で始まりました。例年は猛暑の中で行われる作業ですが、今年はまだ梅雨が明けておらず、曇り空の下をトラックで到着した作品が次々に運び込まれました。
21、22日の2日間にわたり、公募と役員出品を合わせた2万点以上の作品が全国から集められると、26日から鑑別・審査が行われ、8月1日に最高賞の「読売大賞」が決定します。
2019年7月21日(日)18:00
7/20~8/6の事務局連絡先
「第36回読売書法展」の審査期間中、読売書法会事務局の連絡先が下記の番号に変更になります。
【7月20日から8月6日の連絡先】
臨時電話:03-3986-6236
ファクス:03-3986-6239
※8月7日以降は、通常通り、下記の番号に戻ります。
電話03-3216-8903
ファクス03-3216-8977
あわせてご注意ください。
2019年7月20日(土)11:43
東京展_展示区分と関連イベント情報
【東京展・展示区分のお知らせ】
〔第1会場〕国立新美術館
《役 員》
◆最高顧問、顧問、常任総務、執行役員の第1作品
◆審査部長代行、審査進行、企画委員、審査員
◆参事、常任理事
◆東京展地区の賛助会員、参与、理事、幹事、評議員
◆特別賞受賞作品
(読売大賞、読売準大賞、読売新聞社賞、読売俊英賞、読売奨励賞)
《公募・会友》
◆額装作品で全地区の特選と東京展地区の秀逸・会友・入選のうち、姓の頭文字が「ア、チ~ワ」の人
◆篆刻、帖、巻子作品(全地区の特選と東京展地区の秀逸・会友・入選)
〔第2会場〕東京都美術館
《役 員》
◆最高顧問、顧問、常任総務、執行役員の第2作品
《公募・会友》
◆額装作品で全地区の特選と東京展地区の秀逸・会友・入選のうち、姓の頭文字が「イ~タ」の人
【東京展・第2会場の開幕時間】
東京展・第2会場(東京都美術館)の会期初日(8月23日)は午前11時開場です。
ご来場の際はご注意ください。
【東京展関連イベント】
①席上揮毫・篆刻会
8月25日(日)午後1時~3時 国立新美術館3階講堂
篆刻:辻敬齋(常任理事)
かな:岩井秀樹(常任理事)
漢字:有岡シュン崖(常任理事、執行役員) ※シュンは「夋」に「阝」
②東京展実行委員(常任理事)によるギャラリートーク
〔第1会場〕国立新美術館(1A展示室)午後2時~3時
8月23日(金)漢字:有岡シュンᤸ崖 ※シュンは「夋」に「阝」
※都合により、23日は中村伸夫先生に変更となりました
8月26日(月)漢字:牛窪梧十
8月28日(水)漢字:角元正燦
8月29日(木)かな:師田久子
8月30日(金)漢字:市澤静山
8月31日(土)漢字:吉澤鐵之
9月1日(日) 篆刻:和中簡堂
〔第2会場〕東京都美術館(ロビー階第1公募展示室)午前11時~12時
8月23日(金)かな:岩井秀樹
8月26日(月)かな:湯澤聡
8月27日(火)漢字:大橋洋之
8月28日(水)かな:齊藤紫香
8月29日(木)漢字:大澤城山
※担当書家は都合により変更になる可能性があります。
2019年7月17日(水)12:00
【10月1日必着】第41回読売学生書展 作品募集
九州・沖縄・山口地区を中心として、全国の小・中学生、高校生を対象に、第41回読売学生書展を12月6日~8日まで、福岡国際センター(福岡市博多区築港本町)で開催します。
学校・書塾単位はもちろん、個人でも応募可能です。
課題・書体は自由で、サイズは半紙と条幅(半切1/4サイズと半切サイズ)です。
出品料は半紙600円、条幅700円です。
10月1日(火)必着で応募下さい。
募集要項や出品目録など、詳細はこちらをご覧下さい。
お問い合わせ、募集要項の請求は読売学生書展事務局へ。
電話:092・715・6091
〒810-8581 福岡市中央区赤坂1-16-5
読売新聞西部本社事業部内 「読売学生書展事務局」
2019年7月3日(水)17:15
36回展_応募総数決まる
![](http://yomiuri-shohokai.com/news/wp-content/uploads/2019/06/書類搬入-IMG_5679-350x233.jpg)
読売新聞東京本社で行われた出品受け付け
「第36回読売書法展」の出品受け付け(書類搬入)が6月20日、東京・大手町の読売新聞東京本社内で行われました。
今回の応募総数は、1万4,972人。
7月下旬の審査で入賞・入選が決まり、8月上旬に当サイトや読売新聞で結果を発表します。
2019年6月21日(金)12:00
改元当日、東京ドームで「令和」揮毫
「令和」と改元された5月1日、東京ドームのプロ野球「巨人―中日戦」(デーゲーム)の試合開始前に記念セレモニーが行われ、日本書道ユネスコ登録推進協議会の副会長を務める髙木聖雨先生が縦3.2m、横6mの和紙に新元号を揮毫しました。
![](http://yomiuri-shohokai.com/news/wp-content/uploads/2019/05/揮毫_アップ写真-350x263.jpg)
「令和」と揮毫する髙木聖雨先生
新しい時代の幕開けを祝うとともに、書道文化の継承と、ユネスコ世界無形文化遺産登録を目指す日本書道ユネスコ登録推進協議会の活動をアピール。髙木先生はマウンドと2塁ベースの間に用意された和紙に力強く揮毫し、約4万6000人の観客から大きな拍手を受けました。
![](http://yomiuri-shohokai.com/news/wp-content/uploads/2019/05/揮毫_2文字目_タテ-350x525.jpg)
スタンドから4万6000人を超える観衆が見守った
![](http://yomiuri-shohokai.com/news/wp-content/uploads/2019/05/オーロラビジョン-350x233.jpg)
東京ドームのオーロラビジョンに映し出された「令和」の文字
揮毫に続き、4月1日付で国内史上最年少の囲碁棋士になったばかりの仲邑菫(なかむら・すみれ)さん(10)が「い・ご」にちなむ背番号「15」のユニホーム姿でマウンドに上がり、「令和」の文字を背に始球式を行いました。巨人・坂本勇選手が「令和1号」本塁打を放った話題もあり、テレビのスポーツニュースなどで「揮毫」の文字が繰り返し映し出されました。
![](http://yomiuri-shohokai.com/news/wp-content/uploads/2019/05/仲邑菫さん始球式-350x263.jpg)
始球式のマウンドに上がった囲碁棋士の仲邑菫さん
また、東京ドームのコンコースには同日、髙木先生の揮毫による「令和」の額装作品を手に持ち、菅官房長官が新元号を発表した時と同じポーズで記念撮影できるコーナーも設け、世界無形文化遺産登録に向けた活動をアピール。開場とともに行列ができる人気ぶりでした。
髙木先生は揮毫後、「5万人近い方が見ていることを考えずに揮毫しましたが、やはり緊張しました。普段は自分一人しかいない静かな部屋で書くので、貴重な体験でした。書の伝統をこうした形で披露することができ、書の発展のために良い場所を与えていただいたと思います」と話していました。
![](http://yomiuri-shohokai.com/news/wp-content/uploads/2019/05/「令和」コーナー-350x242.jpg)
人気を集めた「令和」記念撮影コーナー
2019年5月8日(水)15:29