榎倉香邨の書 炎と山河展 (神戸展)

榎倉香邨の書 炎と山河展 (神戸展)

3月29日(水)~4月2日(日) 兵庫県立美術館ギャラリー棟3階

書道香瓔会

 

日展会員で読売書法会顧問を務める書家の榎倉香邨先生(93)の個展「榎倉香邨の書―炎と山河―」(読売新聞社など後援)が29日、神戸市中央区の県立美術館ギャラリー棟3階で始まりました。入場無料。4月2日まで。

 

榎倉先生は1957年に日展に初入選し、その後、同特選、同文部大臣賞を受賞。96年には日本芸術院賞を受けるなど、日本の書壇を代表する「かな」の書家として活躍を続けています。

 

6回目となる個展の会場では、心酔する若山牧水の歌を書いた作品を中心に、富士山を詠んだ12首を六曲一双にした「富士」など新作を含む60点が展示されています。

 

榎倉先生は、「短い一生でも生き抜き、力強い歌を残した牧水という人の変遷を書いた」と話しました。

2017年3月29日(水)10:00