特別賞の選考始まる

第35回読売書法展の審査は順調に進み、29日から役員の作品を対象にした特別賞の選考が始まりました。特別賞は、理事の作品から選ばれる「読売大賞」「読売準大賞」、幹事の作品を対象にした「読売新聞社賞」「読売俊英賞」、評議員の作品を対象にした「読売奨励賞」です。

 

グランプリに当たる読売大賞には昨年、調和体部門の折川司さん(埼玉県)が選ばれました。今年の結果が注目されます。

 

審査結果は6日に事務局から発送されますが、読売大賞、準大賞、読売新聞社賞の受賞者のお名前は2日の読売新聞朝刊で速報します。また、読売俊英賞、読売奨励賞、特選、秀逸、会友、入選の方々のお名前も読売新聞の各地域版で随時、掲載していく予定です。

2018年7月30日(月)18:14

鑑別・審査続く

第35回読売書法展の鑑別・審査が26日から始まりました。東京・東池袋のサンシャインシティ文化会館の審査会場は、早朝から夕方まで緊張した空気に包まれています。


 

2018年7月27日(金)17:49

審査員・審査部委員合同総会を開催

第35回読売書法展の鑑別・審査が26日から始まるのを前に、審査会場となる東京・東池袋のサンシャインシティで25日、審査員・審査部委員合同総会が開かれました。

審査幹部の先生方約40人と、全国から集まった約400人の審査員、審査部委員の先生方が出席。審査部長の黒田賢一先生は「今年は100年に一度という西日本の豪雨があり、被害に遭われた方が身近にいらっしゃるのではないかと心配している。その後も猛暑が続く非常に厳しい気候の中、全国各地から審査のためにお集まりいただき、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べられました。

総務部長の髙木聖雨先生は、第35回の記念事業として東京展、関西展で行われる特別展示「読める書への挑戦」に触れ、「なかなか見る機会がない先達の作品が並ぶので、多くの人々に見ていただくよう、広く喧伝していただきたい。立派な図録も発行されるので期待していただければ」と述べられました。

読売書法会最高幹部会議議長の杭迫柏樹先生は「読売書法会の『本格の輝き』という基本テーマの精神に従って、良い審査をしていただきたい」と挨拶されました。


2018年7月25日(水)18:23

作品搬入が終了

第35回読売書法展の作品搬入が22日、順調に終了しました。広大な審査会場には部門別に整然と作品が並べられ、国内最大規模の書の公募展にふさわしく、圧倒的なボリュームを見せています。会場の一角では、読売書法会の役員の先生方が出品した作品の撮影も始まりました。

2018年7月22日(日)17:53

作品搬入始まる

第35回読売書法展の作品搬入が21日朝、審査会場となる東京・東池袋のサンシャインシティ文化会館で始まりました。猛暑の中、トラックで到着した作品が次々に運び込まれ、部門別に設けられた審査会場へ。22日にかけて公募と役員を合わせ2万点以上もの作品が全国から集結。26日から鑑別・審査が行われ、8月1日に最高賞の「読売大賞」が決定します。

 

 

2018年7月21日(土)16:53

愛媛・村上三島記念館で「歎異抄展」、「長条幅大作展」など開催中

愛媛県今治市・大三島の村上三島記念館では、村上三島の調和体作品による「歎異抄展」(第1室)、6連幅以上の作品を集めた「長条幅大作展」(第3室)と、昭和57年(1982年)の開館に際して寄贈された昭和書壇の巨匠27人による「館蔵名品展」(第2室)などが開かれています。 (さらに…)

2018年7月21日(土)09:04

第35回読売書法展 審査会場の設営始まる

第35回読売書法展の鑑別・審査は7月26日から東京・東池袋の池袋サンシャインシティ文化会館で行われますが、同会館で作品収納スペースの鉄骨組みなど、会場設営が始まりました。

書法会事務局も大手町の読売新聞東京本社から審査会場の一角に事務局ごと引っ越し。8月1日の特別賞選考委員会まで続く審査週間に備えます。

2018年7月20日(金)23:04

第53回現創会書展

第53回現創会書展

 

2018年7月20日(金)~7月22日(日)

京都・日図デザイン博物館

 

現創会(代表:古谷蒼韻)

 

2018年7月20日(金)08:00

徳島で「小坂奇石の折帖」展、「中林梧竹の長条幅」展 開催中

徳島県立文学書道館では「小坂奇石の折帖」展と「中林梧竹の長条幅」展が開かれています。同館は、小坂奇石は約500点、中林梧竹は約300点に及ぶ作品・資料を所蔵しており、今回はその中から、小坂奇石の折帖、中林梧竹の長条幅作品に焦点を当てて展示を行っています。

「小坂奇石の折帖」展は8月5日(日)まで、「中林梧竹の長条幅」展は10月2日(火)まで開催。

7月21日(土)には「小坂奇石の折帖」展について、読売書法会参事の江口大象先生によるトーク・作品解説が行われます。午後1時から2時30分までで、要申し込み、先着80人です。別室にモニターも用意される予定です。

問い合わせは同館(088・625・7485)へ。

2018年7月18日(水)09:39

35回展記念事業情報

-第35回読売書法展記念事業-

特別展示「読める書への挑戦」

書芸術の一層の発展を目指し、読売書法会は1995年から漢字とかな交じりの作品を募る「調和体」部門を設け、“読めて親しめる書”の普及に取り組んでいます。

第35回の節目となる今年の読売書法展では、“読める書”に取り組んだ先達の「漢字かな交じり」作品を取り上げ、東京展(国立新美術館)と関西展の会場内に特別展示コーナーを設けます。「調和体」のこれまでの歩みを紹介し、現役幹部書家の最新の調和体作品などとともに、現代の書が秘めた進化の可能性を追求します。

 

東京展  国立新美術館(東京・六本木)

8月24日(金)~9月2日(日) 午前10時~午後6時 ※8月28日(火)休館

 

関西展  京都市勧業館みやこめっせ 日図デザイン博物館(京都・岡崎公園)

9月5日(水)~ 9日(日) 午前10時~午後5時(最終日は午後4時終了)※会期中無休

 

入場料 500円(高校生以下無料)

 

展示作品                      (敬称略、50音順) 

青山杉雨、淺香鐵心、淺見喜舟、淺見筧洞、伊藤鳳雲、今井凌雪、今関脩竹、

大石隆子、上條信山、栗原蘆水、桑田笹舟、桑田三舟、黒野清宇、小暮青風、

小坂奇石、近藤攝南、杉岡華邨、高木聖鶴、殿村藍田、成瀬映山、西川寧、

日比野五鳳、甫田鵄川、松下芝堂、宮本竹逕、村上三島、劉蒼居 のおよそ50点

 

 

東京展関連イベント

①席上揮毫・篆刻会

 8月29日(水)午後2時~4時

国立新美術館3階講堂(東京都港区六本木7-22-2)

※ 読売書法会の現役幹部書家が、調和体を含む最新作を「公開制作」します。

 篆刻:和中簡堂(常任理事)

 かな:黒田賢一(常任総務)

 漢字:星弘道(常任総務)

 

②作品解説会(ギャラリートーク)

◆国立新美術館(1A展示室)

※特別展示「読める書への挑戦」出品作品の解説

 8月24日(金)漢字:有岡ᤸ崖(常任理事)

 8月26日(日)漢字:牛窪梧十(常任理事)

 8月27日(月)かな:高木厚人(常任理事)

 8月30日(木)漢字:大澤城山(常任理事)

 8月31日(金)かな:岩井秀樹(常任理事

 9月1日(土) 漢字:吉澤鐵之(常任理事)

 9月2日(日) 漢字:角元正燦(常任理事)

各日午後2時~3時

 

◆東京都美術館(ロビー階第1公募展示室)

※35回展特別賞受賞作品の解説

 (今回に限り、読売大賞・準大賞・新聞社賞・俊英賞・奨励賞が第2会場に陳列されます)

 8月24日(金)かな:師田久子(常任理事)

 8月26日(日)篆刻:和中簡堂(常任理事)

 8月27日(月)漢字:吉澤大淳(常任理事)

 8月28日(火)漢字:市澤静山(常任理事)

 8月29日(水)漢字:日賀野琢(常任理事)

各日午前11時~12時

 

【関西展関連イベント】

作品解説会(ギャラリートーク)

◆京都市勧業館みやこめっせ 日図デザイン博物館展示室内

(京都市左京区岡崎成勝寺町9-1)

※特別展示作品などを前に、調和体の見所を解説します。

 9月6日(木)漢字:福光幽石(常任理事)

 9月7日(金)かな:日比野実(常任理事)

各日午後1時30分~

2018年7月13日(金)18:04