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成田山で「歿後40年 西谷卯木の仮名」展を開催中
成田山書道美術館(千葉県成田市)の2階展示場で、西谷卯木(1904~78年)の書業を回顧する「歿後40年 西谷卯木の仮名」展が4月21日まで開かれています。
成田山書道美術館で西谷卯木の作品がまとまった形で紹介されるのは、「生誕百年・受贈記念 西谷卯木展」(2003年)、「収蔵優品展 西谷卯木と二十人の仮名」展(2011年)に続き、これが3回目。
昭和32年(1957年)の日展特選受賞作「乗鞍は」に始まり、同34年の日展特選受賞作「万葉の歌一首」(二曲半双)、昭和48年の日展内閣総理大臣賞受賞作「松風」など、同館所蔵の代表的な作品を展観。平安古筆に学んだ初期の細字表現から、昭和30年代に取り組んだ大字仮名、その後の多彩な展開まで、書風の変遷を一堂に見ることができます。
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なお、書道美術館の1階展示場では「第35回成田山全国競書展」を併催。こちらは4月21日でいったん終了後、5月1~31日に成田山新勝寺大本堂第二講堂に場所を移して展示されます(無休)。
2019年4月5日(金)09:42