関連書道展
東京国立博物館と台東区立書道博物館で「王羲之書法の残影―唐時代への道程」展 3月3日まで
東京国立博物館で開催中の「顔真卿―王羲之を超えた名筆―」は顔真卿の「祭姪文稿」などが出品され、注目を集めていますが、この関連企画として「王羲之書法の残影-唐時代への道程-」展が東京国立博物館、台東区立書道博物館で開催されています。
王羲之が出た東晋時代と、隋・唐時代の間の、約150年にわたる南北朝時代(439~589年)に焦点をあてた企画。王羲之・王献之らの洗練された書風を継承した南朝の書と、雄偉で構築性に富んだ書風の北朝の書は、楷書の成立を準備しつつ、隋による中国統一によって融合し、唐時代のクライマックスへとつながりました。その歩みを、拓本や肉筆資料等で紹介しています
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「王羲之書法の残影-唐時代への道程-」
1月2日(水)~3月3日(日) 東京国立博物館 東洋館8室 (上野公園)
1月4日(金)~3月3日(日) 台東区立書道博物館 (台東区・根岸)
2019年2月15日(金)11:35