作品集、鑑賞ガイドを編集中

第35回読売書法展の開幕に向け、作品集などの編集作業が大詰めを迎えています。

書家の先生方と、大学で書を学んでいる学生たちがチームを組み、作者名、題名、作品図版が正しく記載されているか、パソコンや校正刷りで1点ずつ確認しました。

 

今年も例年通り、「役員作品集」「入賞作品図録」「CD-R版作品集」の3種類を発行します。さらに、展覧会場で配布するパンフレット「役員作品鑑賞ガイド」も作成中。最高幹部の作品を自作解説付きで紹介しており、鑑賞の手引きとして毎回好評を呼んでいるものです。

 

また、第35回展を記念して東京展、関西展の会場で行われる特別展示「読める書への挑戦」の図録も鋭意編集中。読売書法会は一般の人も親しめる日本語による書への取り組みとして、1995年(平成7年)の第12回展から、漢字かな交じりの書による「調和体」部門を設けました。会場では、読売書法会の伝統につながる先人たちによる漢字かな交じりの書と、現書法会幹部書家の調和体作品が一堂に並びます。図録には各地から集めた先人たちの貴重な作品を収録します。

2018年8月6日(月)15:29