中央表彰式開かれる

第35回読売書法展の中央表彰式が25日、東京・芝公園のホテル「ザ・プリンス パークタワー東京」で約2000人が出席して開かれました。

 

最高賞の読売大賞を受賞した森上洋光さん(51)(漢字部門)には、読売書法会の老川祥一会長(読売新聞グループ本社取締役最高顧問)から賞状、副賞と賞金100万円が贈られました=写真上=。続いて準大賞の8人にも賞状、副賞と賞金30万円が贈られ=写真下=、読売新聞社賞、読売俊英賞、読売奨励賞などの各受賞者も表彰されました。

引き続き東京展の表彰式が行われ、特選、秀逸、入選の方々が表彰されました。

 

最後に、読売大賞の森上さんが受賞者を代表して挨拶しました。

森上さんは、時代を経て伝承された文字資料や名筆の「静かに放たれる清新な格調、崇高な存在感、優美な伝統の世界」の魅力を改めて述べ、「『本格の輝き』を標榜する読売書法会で、この古典に寄り添っていけることは、高い境地へいざなってもらえるような喜びを見出すことができます。この恩恵を胸に、作品制作や様々な活動を通して文字文化伝承の一助となるよう尽力することを誓い申し上げまして、受賞の挨拶といたします」と結び、大きな拍手を浴びました。

 

2018年8月25日(土)22:29