「生誕260年記念 心のふるさと 良寛」展 東京・永青文庫で開催中

江戸時代後期の托鉢僧、良寛(1758-1831)の書の魅力に迫る展覧会「心のふるさと 良寛」が、東京・目白台の永青文庫で開催されています。生誕260年を記念し、個人コレクター秘蔵の作品を中心に構成した企画です。後期(5月30日から7月11日まで)は、59歳の時に移り住んだ「乙子神社時代」以降に焦点をあて、「六曲屏風半双 漢詩日々日々」など自作の詩や歌を書いた作品と書簡を中心に約50点を展示しています。文字間、行間の余白の処理や、点を多用した絶妙な構成など、良寛ならではの作品世界を堪能することができます。

7月11日まで。問い合わせは同文庫(03・3941・0850)へ。

2018年6月26日(火)09:07