山内觀回顧展 東京で開幕

没後23年を迎えた山内觀の回顧展が、東京・表参道のアートスペースリピーナ で始まりました。

山内觀は昭和3年(1928年)、京都府南桑田郡畑野村(現亀岡市)生まれで京都師範・京都学芸大(現京都教育大)卒。辻村史邑、村上三島に師事して書作家として歩むと共に、長く母校・京都教育大で教鞭をとり、気さくな人柄で広く慕われました。

昭和30年(1955年)に日展初入選の後、昭和45年、49年に日展特選を受賞。その後も書壇で活躍を続け、将来を嘱望されましたが、平成8年(1996年)、白血病のため67歳の若さで他界しました。

今回の回顧展には昭和38年から平成7年までの作品34点が出品され、早くも多くのファンが訪れ鑑賞しています=写真=。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東京展は11日までアートスペースリピーナ (東京都港区北青山3-5-25 表参道ビル4階: 東京メトロ表参道駅A3出口) で開催。9,10日は午後7時まで、11日は午後4時まで。

 

この後、23日から25日まで京都・堀川御池ギャラリーで開かれます。京都展では「柚子の風呂」(平成7年)などを加えた合計71点が展示されます。

 

問い合わせは山内觀回顧展実行委員会(075-461-9036)へ。

 

 

2018年3月9日(金)14:24