お知らせ
第47回 青硯同人展
第47回 青硯同人展
2018年10月19日(金)~24日(水)
東京・有楽町朝日ホールギャラリー
青硯書道会(代表:清水松塢)
2018年9月20日(木)13:57
寒玉書道会 第14回選抜展
寒玉書道会 第14回選抜展
2018年9月22日(土)・23日(日)
京都・西本願寺 聞法会館3F
寒玉書道会(代表:堀井聖水)
2018年9月13日(木)14:56
米寿記念 米川香庵書展
米寿記念 米川香庵書展
2018年9月24日(月・休)~30日(日)
※9時30分~午後5時。最終日は正午まで。25日(火)休館。
茨城県陶芸美術館 県民ギャラリー
(茨城県笠間市・笠間芸術の森公園内)
2018年9月12日(水)17:12
第21回青海社同人選抜展
第21回青海社同人選抜展
2018年10月2日(火)~7日(日)
東京・鳩居堂画廊
書海社(代表:谷村雋堂)
2018年9月12日(水)16:56
関西展閉幕
「第35回読売書法展」の関西展が9月9日(日)に閉幕しました。
9月5日から5日間の会期で京都市勧業館「みやこめっせ」で開催し、入場者数は8,177人でした。
ご来場、ありがとうございました。
9月26日からは、「中部展」がスタートします。
今年の中部展は、愛知県美術館の改装に伴い、愛知県産業労働センター「ウインクあいち」(JR名古屋駅前)のみの開催となるため、会友と入選額装作品を前・後期に分けて展示します。
詳細はこちらをご覧ください。
2018年9月10日(月)10:37
関西展_作品解説会
9月6日(写真上)と7日(同下)に行われた関西展・作品解説会の様子です。
それぞれ80人以上の書道愛好家が集まり、熱心に耳を傾けていました。
6日は福光幽石先生、7日は日比野実先生が、35回展特別展示の作品を中心に解説されました。
2018年9月7日(金)18:00
関西展_開幕しました
台風の影響が心配された「関西展」ですが、9月5日定刻どおり開幕することができました。
今年も、京都市美術間の改装に伴い、京都市勧業館「みやこめっせ」1会場のみの開催ですのでご注意ください。
関西展では、35回展特別展示「読める書への挑戦」も開催しています。
東京展の展示を見逃した方はぜひこちらの会場でご覧ください。
なお、関西展では35回展特別展示の関連イベントとして、作品解説会を予定しております。
こちらにもぜひお集まりください。
【作品解説会(ギャラリートーク)】
◆京都市勧業館みやこめっせ 日図デザイン博物館展示室内
特別展示作品などを前に、調和体の見所を解説します。
9月6日(木)漢字:福光幽石先生(常任理事)
9月7日(金)かな:日比野実先生(常任理事)
※各日午後1時30分~
2018年9月5日(水)11:00
役員の皆さまへ重要なお知らせ
役員作品集送付遅延のお詫び
「開催要項」の「役員規定」に記載されております通り、出品役員には作品集とCD-ROMのセットを贈呈しております。毎年8月下旬の東京展開幕後に配送しておりましたが、「9月に入ってもまだ届かない」といったお問い合わせが事務局に多数寄せられました。
事情を確認したところ、8月27日に宅配業者に配送委託した作品集の梱包が、業者の手違いによって未送のままになっていたことが判明いたしました。
業者には厳しく注意したうえで、できる限り速やかに作品集をお届けするよう通達いたしました。
役員の皆さまには大変ご迷惑をおかけして申しわけございませんが、9月5日から順次配送の手続きを進めさせております。地域や天候によって受け取りのタイミングが異なる場合がありますが、今週中にお届けできるよう急がせておりますので、いましばらくお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。
読売書法会事務局
2018年9月4日(火)18:00
東京展閉幕
「第35回読売書法展」の東京展が9月2日に閉幕しました。
8月23日から29日までの東京都美術館(7日間)と、24日から9月2日までの国立新美術館(9日間※28日休館)の総入場者数 は、38,052人でした。
2会場の内訳は下記のとおりです。
国立新美術館 28,309人
東京都美術館 9,743人
多くのご来場、誠にありがとうございました。
次は、関西展に巡回します。
詳細はこちらをご覧ください。
2018年9月3日(月)17:34
東京展ギャラリートーク 角元正燦先生
角元正燦先生 9月2日、国立新美術館
東京展の最終日、角元正燦先生(漢字)が第35回展記念の特別展示「読める書への挑戦」を解説されました。
角元先生は漢字かな交じりの書である調和体について、「漢字・かなという異質なものを調和させて書くのは難しい」とした上で、「かなのルーツを考えると、もともと王羲之の草書から変体がなを作っている。かなも基の漢字をイメージしながら書くと、漢字に負けない強い字が書けると思います」と、基本を学ぶ重要性を強調されました。
また、「書は晩成の芸術です。ピカソなどのように、若くして天才が出ることは絶対にない。人生の苦渋や年輪があって初めて表現できるものです。どんなに才能があっても、見る人が見れば『よく手が動いているね』と言うだけです」と述べられました。また、「呉昌碩(中国・清朝末~近代)は『最後の文人』と言われますが、60歳前の作品を見ると若書きです。富岡鉄斎も80歳、90歳になってからの作品がすごい」と例に挙げられました。
角元先生は、西川寧先生の手紙2通を示して「西川先生が青山杉雨先生に与えた手紙は、明らかに後世(この手紙が)残されるであろうと意識して、きちっと書かれている。文章にも無駄がない。しかしとても自然でしょう」と述べ、自分の師である青山先生が調和体について「手紙を書くように書けばいい」とおっしゃっていたことも紹介されました。
自分と同郷の徳島出身である小坂奇石先生の作品は、「デッサン力がすぐれています。書家のデッサン力は、古典をそっくりそのまま書く訓練。皆さんがここまで先生方の作品を見てきても違和感を覚えないのは、書が線の芸術であることを実証した結果なんです」と、長い鍛錬に基づく線の確かさを指摘されました。また、殿村藍田先生の作品「浦島」については「これほど能筆の人はなかなかいない。天才的ですよ。しかも計算して書いたんじゃない。動物的な感覚ですね」と評されました。
自分の師である青山杉雨先生が「現代書道二十人展」に最後に出品した作品は、「ベッドの上に置いた仮設の机で書いたもの。文鎮代わりの石を(病院の近くで)探すのが大変でした」と思い出を語られました。
特別展示に続いて、8月25日に94歳で亡くなられた古谷蒼韻先生の作品を解説されました。角元先生は「古谷先生の臨書は、一つの字を自分の手に入るまで繰り返し書き、自分の感覚になるまで作り直すものでした」と語り、古谷先生自身が「臨書というより、どういう書き方か、探りの勉強です」と述べられていた古典学習法を紹介。また、「普通は親指に力を入れて書くが、先生は小指に力を入れ、ゆっくりと書かれた。体力がないとこんな書き方は出来ない。一つの線に変化がありますが、筆を浮かせて書いたらこのような線は出ません」と指摘し、逝去を惜しまれました。
2018年9月3日(月)17:00