お知らせ
「日本の書200人選」展 公式HPで動画を公開
東京・六本木の国立新美術館で6月21日まで開催中の「日本の自然と書の心『日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~』」展を紹介する動画が、展覧会公式ホームページで公開されました。
書家202人の作品、代表書家の展示作品制作映像、児童・青少年の各種コンクール優秀作品、青森の特別支援学校の卒業生3名の作品、文房四宝(筆墨硯紙)など書道用具の展示、販売コーナーと、会場の雰囲気がよく分かる約18分間の映像となっています。
お時間のある方はぜひ、会場まで足を運んでみてください!
2020年6月17日(水)10:00
「日本の書200人選」展 国立新美術館で開幕
東京五輪・パラリンピックに向けて日本の書道文化を広く発信する「日本の自然と書の心『日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~』」展が6月11日、東京・六本木の国立新美術館で始まりました(21日までの会期で、16日は閉館)。
読売書法会、毎日書道会、産経国際書会などから202人の書家が出品。季節を詠んだ和歌や、オリンピック憲章の一節、スポーツの感動などを表現した多彩な作品が並びました。11人の書家の制作風景を撮影した動画を同時上映するコーナーも人気を呼んでいます。
また、児童・青少年の各種コンクール優秀作品を紹介。さらに青森県八戸市の書家・養護学校教諭の西里俊文さんが1999年にボランティアで始めた書道教室に通う特別支援学級の卒業生3人の作品を展示し、これまでの成長ぶりを記録した映像も上映しています。
なお、国立新美術館では、同じ会期で第48回「日本の書展」東京展、第59回 書象展 (主催:書象会)も開かれています。
2020年6月11日(木)16:00
第59回 書象展
【日本の書200人選】会期変更のお知らせ
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、4月25日に開幕を予定していた「日本の自然と書の心-日本の書200人選」(読売新聞社など後援)の会期を、下記のとおり変更することが主催者から発表されました。
「日本の書200人選」の会期変更
【会期】令和2年6月11日(木)~6月21日(日)※6月16日(火)休館
【会場】国立新美術館 企画展示室1E
主催 東京2020オリンピック・パラリンピック記念書展実行委員会
なお、予定されていた内覧会、祝賀会、デモンストレーション、ワークショップは中止となります。
詳細は、公式サイトからもご覧になれます。
2020年6月1日(月)12:00
「生誕120年 桑田笹舟展」開幕_ふくやま書道美術館
新型コロナウイルス感染防止のため、4月14日から臨時休館となっていたふくやま書道美術館で5月12日、広島県福山市出身の桑田笹舟(1900~89年)の生誕120年を記念する特別展「生誕120年 桑田笹舟展」が開幕しました。7月26日まで。平安古筆と料紙を探求し、現代にふさわしいかな表現を追求した桑田笹舟の足跡をたどります。

桑田笹舟《 このみゆる 》 ふくやま書道美術館
( この見ゆる 空に朝あり 夕あり 雲のをること をらぬことあり )
また、同館の近くにある「ふくやま美術館」でも連携企画「桑田家コレクション~古筆の美」を開催。桑田家から福山市に寄贈された古筆コレクションから、重要美術品「烏丸切」をはじめ「本阿弥切」「山城切」「日野切」などを紹介します。
※6月28日までの会期が延期されました。今後も状況によって変更される場合がありますので、ふくやま書道美術館、ふくやま美術館の公式サイトなどでご確認ください。
2020年5月15日(金)09:30
【重要】「第37回読売書法展」開催延期のお知らせ
新型コロナウイルス感染症の社会への深刻な影響に鑑み、心よりお見舞い申し上げます。
感染症収束のめどが立たず、平常の社会生活や書作活動が困難な環境下、読売新聞社と読売書法会は、今年の読売書法展の開催を1年延期し、来年2021年(令和3年)に「第37回読売書法展」として開催することといたしました。
今回の決定は誠に遺憾であり、書作に挑まれる方々、また読売書法展に関わる多くの関係者に大変なご迷惑をおかけいたします。
なお、新規ご出品を申請いただいた方につきましては、登録は反映し、2021年に出品票を発送させていただきます。
事情ご賢察のうえ、ご理解のほどお願い申し上げます。
2020年5月15日 読売新聞社 読売書法会
※また、新型コロナウイルス感染症の影響で、「全国書道教室」に掲載の各教室も稽古を見合わせている場合がございます。 詳細は、各教室にお問い合わせください。
2020年5月15日(金)09:00
読売女流書法展が中止に
読売女流書法展事務局は4月13日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、
5月19日~24日に予定されていた「第36回読売女流書法展」 並びに
関連催事「第27回九州・山口女流代表書作家展」の展覧会を中止すると発表しました。
出品者には事務局から文書で通知されます。
2020年4月13日(月)10:55
「師田久子書作展」3月29日まで
「―響色―師田久子書作展」が3月29日(日)まで東京銀座画廊・美術館で開かれています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大型の書展が相次いで中止や延期を余儀なくされる中、会場入り口で来場者の両手に除菌スプレーをかけるなど感染防止に努めながらの開催となりました。

㊤ 新古今和歌集 巻子 神
㊦ 万葉集巻子 一つ松
師田先生は今回が初めての個展。古今和歌集、金槐和歌集、百人一首などを題材にした約40点が展示されています。「今までやってきた集大成みたいなものに仕上げようと思い、動きの激しいもの、ちょっとしっとりとしたものなど、自分が今持つ技法で書風をいろいろと変えながら書いてみました」とのことで、屏風、巻子、手鑑の臨書なども交えた変化に富む構成となっています。
また、料紙の美しさや、ご自分の着物や帯、楽しんで集めてきた古い端切れ、モダンなデザインのタイシルクなど、装丁に使われている生地の多彩さも鑑賞者を楽しませています。

古今和歌集屏風 六曲一隻 花のいろ

金槐和歌集 雨中柳
師田先生は挨拶文の中で、「かな書の道を只管(ひたすら)歩き、良き仲間に支えられながらここまで来る事が出来た幸せを感じております」と記されています。
午前10時~午後5時。最終日の3月29日(日)は午後4時まで。

㊨ いろは歌額 以呂波 180×60×6枚
㊥ 百人一首 伊勢
㊧ 新古今和歌集 ほのぼのと
2020年3月25日(水)19:44