作品

公募・漢字

有信 舞
『孟浩然詩』

講評:素直で初々しい作品

 丁寧に纏められた力作です。一点一画をきちんと書いて、字間にも変化があって、高校生らしく新鮮感があり、素直で初々しい作品です。とても将来が楽しみです。


 ここ数年、高校生の出品に目を見張るものがあります。このサイズに五行を書いて纏めるだけでも相当の根気が要ります。「本格の輝き」を理念に掲げる読売書法展に相応しく、中国の清朝末期から中華民国にかけて活躍した呉昌碩の筆法をきちんとマスターして古典味豊かな作品に仕上がっていて驚いています。これだけ書けるのだから更に磨きをかけて継続することが大切です。これから進学するか、また社会人になることとは思いますが、自分の生涯の特技として更に精進を重ねていただきたいと思います。

第42回読売書法展 関西展実行委員長

読売書法会常任理事

伊藤一翔