作品

調和体部門・入選(関西展)

白井沙季

講評:清澄感あふれるすがすがしさ

 今年も高校生作品が注目を集め、関西展では57点が入選を果たした。ほとんど漢字・かなの臨書作品であったが、そのなかで、ひときわ目についたのがこの調和体作品。作品からは、清澄感あふれるすがすがしい印象を受けた。とても一年生とは思えない素晴らしい作品だ。一字一字の文字の美しさ、リズミカルな運筆と、自然な行の流れ、潤渴の変化、行間の余白と心地よい響きあいなど見事に表現された秀作である。

第39回読売書法展 関西展実行委員長

読売書法会常任理事

森嶋隆鳳