無事

無事

――作品に込めた思い

釈文:無事にして時を過ごす


 この題材で、この構成で人の心を潤し、癒やすことができるか、常に反芻しながら制作にあたっています。

――2021年の意気込み、読売書法展への想い等

 今日も一日無事だったと、こんな単純な事が有難く思える日が続くとは。


 いつ目にしたか定かではありませんが「無事にして時を過ごす」という言葉が思い出されました。人間無事であることが何よりです。


 人の心に活力を生ましめ、癒しを運ぶことと書の仕事です。