ギャラリー
髙木聖雨先生
盛彊
――作品に込めた思い
釈文:盛彊
書の表現方法である両極の美を意識して書作した。しかしそれら全てを作中に取り入れると表現過多に陥る。線の太細、潤渇、白黒に重点を置いた作である。
――いま、伝えたいこと
国難とも言える新型コロナウイルス感染症流行は、書道界にも大きく影響しました。読売書法展も延期になったことで、作家各々のモチベーションを維持するのが困難だったかもしれません。しかし外出自粛、ステイホームが求められた中で、書に向き合える時間は多くなったと思います。この時期を好機と捉え、前向きに今後の制作に挑んでいただきたいと思います。