【重要】「第37回読売書法展」開催延期のお知らせ

 

新型コロナウイルス感染症の社会への深刻な影響に鑑み、心よりお見舞い申し上げます。

感染症収束のめどが立たず、平常の社会生活や書作活動が困難な環境下、読売新聞社と読売書法会は、今年の読売書法展の開催を1年延期し、来年2021年(令和3年)に「第37回読売書法展」として開催することといたしました。

 

今回の決定は誠に遺憾であり、書作に挑まれる方々、また読売書法展に関わる多くの関係者に大変なご迷惑をおかけいたします。

 

なお、新規ご出品を申請いただいた方につきましては、登録は反映し、2021年に出品票を発送させていただきます。

 

事情ご賢察のうえ、ご理解のほどお願い申し上げます。

 

2020年5月15日 読売新聞社 読売書法会

 

 

※また、新型コロナウイルス感染症の影響で、「全国書道教室」に掲載の各教室も稽古を見合わせている場合がございます。 詳細は、各教室にお問い合わせください。

2020年5月15日(金)09:00

謙慎書道会展が中止に

謙慎書道会は3月10日、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、「第82回謙慎書道会展」の開催を中止すると公式サイトで発表しました。

 

 

2020年3月13日(金)15:30

2020年度 「第37回読売書法展」開催情報を公開しました

いよいよ、2020年度「第37回読売書法展」の出品募集が始まります。

メニューバーの「読売書法展」や「読売書法会」の各情報を2020年度用に更新しましたので出品規定や開催情報はこちらをご覧ください。

書法会に事前にご登録いただいている方々には、4月から順次、「出品票」が発送されます。

新規でご出品を希望される方は、事務局に下記を明記の上、5月8日(金)までに「出品票」をご請求ください。

 

【出品票請求の記載内容】
〒住所、電話番号、本名と姓号(フリガナ)、生年月日、性別、出品部門

【請求先】
〒100-8055 東京都千代田区大手町1-7-1 読売書法展事務局

【請求締め切り】

2020年5月8日(金)

 

 

「お問合せ」に、事務局に寄せられる質問事項と回答をまとめた「Q&A」があります。

ご不明な点はまずはこちらもご参照ください。

2020年3月13日(金)12:00

成田山書道美術館が臨時休館 ──「新井光風展」展示風景を紹介

「老子儉欲」 平成25年(2013年)新井光風作品展(平成24年作) 4面
 天下有道。却走馬以糞。天下無道。戎馬生於郊。

 

「今日の書壇 新井光風展」が222日、成田山書道美術館(千葉県成田市)で開幕しましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月28日(金)から3月16日(月)  3月31日(火)まで臨時休館。今後の予定については同館の公式サイトをご覧ください。

 

新井光風展の会期は419日まで(41日から1階で第36回成田山全国競書展を併催)。ここでは開幕初日の2月22日に撮影した展示風景をご紹介します。

 

 展覧会は成田山書道美術館、成田山新勝寺が所蔵する新井先生の作品53点を紹介するとともに、初公開となる臨書の折帖220冊が前期(325日まで)、後期(4119日)で半分ずつ出品される予定です。

 

折帖(写真は3月25日までの展示)

 

新井先生はこれまでに日展特選の2作品をはじめ、2013年(平成25年)、2017年(平成29年)に開いた個展の出品作、近年の日展出品作など主要な作品群を成田山書道美術館に寄贈。さらに今回の展覧会に先立ち、大東文化大学教授を退任してから改めて取り組んだという、古典を臨書した全220帖の折帖を寄贈しました。

㊧「淵黙」(荘子・在宥第十一) 平成29年(2017年) 新井光風作品展Ⅱ(平成26年作)
㊨「大妙」(荘子・寓言第二十七) 平成29年(2017年) 新井光風作品展Ⅱ(平成28年作)

                                   

所蔵品展のため新作の出品はないものの、新井先生の代表作を一堂に展観した貴重な機会。また、成田山開基1080年祭に当たって揮毫した「薬師堂」の門標の書も見ることができます。

㊧「成田山薬師堂」門標原稿 平成25年(2013年) 4幅 成田山新勝寺蔵
㊥「大道不器」(『禮記』学記) 平成22年(2010年)第38回日本の書展 成田山書道美術館蔵

 

㊨「九穀斯豊」 昭和47年(1972年)第4回日展特選
㊧「熱鐵」 昭和53年(1978年) 第10回日展特選

 

「自作のことば」 平成17年(2005年) 第49回現代書道二十人展

 

 

 

 

2020年2月28日(金)00:46

新井光風展

新井光風展

 

2020年2月22日(土)~4月19日(日) 成田山書道美術館

 

※新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月28日(金)から3月16日(月) 3月31日(火)まで臨時休館。今後の予定については成田山書道美術館の公式サイトをご覧ください。

 

<ギャラリートーク>

「光風書話」 講師:新井光風先生

2月23日[日・祝] 13:30~14:30

成田山書道美術館2階研修室

(申し込み不要。定員200名、当日先着順)

2020年2月21日(金)22:00

【発表】第37回読売書法展_主な役員と審査員/2020年度読売書法会定期昇格役員

読売書法会は1月30日、「第37回読売書法展 企画委員会」を開き、審査員を含む主な役員人事を決定し、全国8都市で開催する書法展の会期・会場を発表しました。

 

詳しくは、下記PDFをご覧ください。

・【発表】37読売書法展_主な役員と審査員(PDF)

【発表】37読売書法展_地区展役員①(PDF)

【発表】37読売書法展_地区展役員②(PDF)

【発表】37読売書法展_会期会場(PDF)

【発表】2020年度_読売書法会定期昇格役員(PDF)

 

※上記の内容は、1月31日付の読売新聞・朝刊の社会面および各地方版に掲載しました。

2020年2月1日(土)10:00

37回展(2020)「企画委員」決まる

読売書法会の最高幹部会議が12月12日、読売新聞東京本社で開かれ、2020年「第37回読売書法展」の企画委員が選出されました。

 

37回展_企画委員20181212決定(PDF)

 

※12月13日付の読売新聞・朝刊社会面にも掲載されました。

2019年12月13日(金)11:00

「日本の書200人選」展 記者発表会リポート

 

東京五輪・パラリンピックの開催年に合わせ、「日本の自然と書の心『日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~』」展(読売新聞社など後援)が2020年4月25日~5月10日(同年6月11日~21日に会期変更)、東京・六本木の国立新美術館で開かれることが決まり、同展を主催する実行委員会、文化庁、日本芸術文化振興会が12月9日、同美術館3階の研修室で記者発表を行いました。その内容をくわしくご紹介します。

 

報道陣からの質問に答える「日本の書200人選」展の主催者

 

出品する書家は202人。読売書法会(111人)、毎日書道会(66人)、産経国際書会(21人)のほか、会派に属さない書家(2人)と、ダウン症の書家として知られる金澤翔子さん、両手を失いながらも両ひじで筆を挟み込んで制作を続ける書家・小畑延子さんの作品を一堂に紹介します。

 

東京五輪・パラリンピックを契機に政府が進める「日本博」の主催・共催型プロジェクトにも認定。実行委員会(東京2020オリンピック・パラリンピック記念書展実行委員会)の田中壮一郎・全国書美術振興会会長は「世界各国から多くの人々が参加されるスポーツの祭典は、わが国の文化芸術を世界に発信する好機。日本の伝統文化である書が、現代に息づき、継承されている姿を総合的に発信することで、東京2020大会の機運の醸成に役立つことができれば幸い」とあいさつしました。

 

また、文化庁の坪田知広参事官(芸術文化担当)は「『日本博』で今決まっている中でも目玉の一つがこの書展。日本人と自然という『日本博』の総合テーマにも合い、日本の代表的な書家の作品が一堂に展示されるのはすばらしい」とあいさつ。日本政府観光局(JNTO)を通して対外的に展覧会をPRするとともに、在日大使館などにも直接案内を出し、多くの訪日・在日外国人に「日本の書」を見てもらうよう努めたいと述べました。

 

 

髙木聖雨先生

実行委員会の副委員長を務める髙木聖雨先生(全国書美術振興会理事長)は「書道界にとって東京オリンピック・パラリンピックで何ができるかは大きな課題だった。幸いにも文化庁のご尽力で国立新美術館の企画展示室を借りることができ、企画が一気に具体化した。昨年10月から実務者会議を20回近く開いて今日に至った」と経過を説明。「日本の書道界が一堂に展覧会を開くのはまれなことで、オリンピック記念としては最高の展示になるのではないかと思う」と述べました。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いて別室に会場を移し、報道陣を前にデモンストレーションが行われました。星弘道先生は「五輪」と大書した二文字に「地  水  火  風  空」と書き添え、黒田賢一先生は五つの輪の中に「とぶ」「はしる」「およぐ」「なげる」とスポーツにちなむ言葉を、石飛博光先生は応援ソング「パプリカ」の歌詞の一節を揮毫して盛んな拍手を浴びました。

 

星弘道先生

黒田賢一先生

石飛博光先生

 

日本の自然と書の心「日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して~」の展示構成は次の通りです。

 

(1)書家202人の作品展示

文化功労者、日本芸術院会員を含む書家が、漢字、かな、漢字かな交じり、篆刻などさまざまな書体を、軸装、額装、屏風、巻子などの様式で制作した新作を中心に展示。出品書家は会派にとらわれず選出された202人。

 

 

井茂圭洞先生の作品「大和心」(本居宣長)

 

尾崎邑鵬先生「臥龍鳳雛」

 

 

(2)児童・青少年の優秀作品

国立青少年教育振興機構が主催する「全国青少年書き初め大会」をはじめ、全国高等学校総合文化祭(総文)、全日本書初め大展覧会、JA共済の全国小・中学生 書道コンクールなどの大臣賞作品を展示。

 

(3)特別支援学級卒業生の書

青森県八戸市の書家・養護学校教諭の西里俊文さんが1999年にボランティアで始めた書道教室に通ってきた特別支援学級の卒業生3人の作品を展示し、成長記録を映像で紹介。

(西里さんは2008年、「地域社会教育活動」部門で第57回読売教育賞)

 

(4)出品作品の制作風景を映写

11人の書家の協力を得て、展示作品の制作風景を撮影した動画を紹介(井茂圭洞、新井光風、石飛博光、杭迫柏樹、黒田賢一、齋藤香坡、髙木聖雨、辻元大雲、土橋靖子、仲川恭司、星弘道の各先生)。

 

(5)文房四宝(筆墨硯紙)など書道用具の展示

東日本大震災で被災した石巻市の雄勝硯(おがつすずり)、2018年の西日本豪雨で被害を受けた広島県熊野町で生産されている熊野筆をはじめ、書道文化を支えてきた日本の伝統工芸技術を紹介。

 

(6)デモンストレーション、ワークショップ

訪日外国人や一般の人にも書を理解してもらうため、書家が作品を制作するデモンストレーション、書道体験ができるワークショップを会期中に開催。

 

 

 

2019年12月10日(火)18:00

リポート シンポジウム「日展の書」

 

「改組 新 第6回日展」の地方巡回展が、12月14日に京都からスタートします。それに先立ち、11月23日に東京・六本木の国立新美術館で開かれたシンポジウム「日展の書」の内容をご紹介します。

今回は土橋靖子先生(かな)が司会を務め、西村東軒(漢字)、佐々木宏遠(漢字)、吉川美恵子(かな)、和中簡堂(篆刻)の4先生が登壇。土橋先生は、それぞれの先生にとって「核」となっている師の言葉や思い出、書作に当たって日頃から大切にしていること、そして「日展の書」について質問しました。

 

厳しくも指針となった師の言葉

佐々木宏遠先生は、大学時代に出会った師・古谷蒼韻先生の稽古場の緊張感を「シーン・・という無音の響きが聞こえるようでした」と表現しました。「先生が手本を書かれると、みんな目を点のようにして先生の手、腕、体の動きを見ていた。私は墨摺りとして朝から晩まで横にいて、本当の書というものを感じさせていただいた」。また、独学で書を学び、書道塾を開いた小学校教師の父からも大きな影響を受けたといい、「筆を持って気づいた時は、目の前に(父が)いた」と述べました。

西村東軒先生は、師の梅原清山先生がよく「AとBを比較し、足してCを書くように」とおっしゃっていたと述べました。その意味するところは、先人の書を学び、比較し、その中からつかみ取ったものを自分の書として表現するということだと思う、と解説しました。

 

今回の日展で東京都知事賞を受賞した吉川美恵子先生は、師・平田華邑先生から「継続は力なり」という姿勢を学んだと述べました。「先生は、理屈を言う前にとにかく書け、とおっしゃった。展覧会の頃になると夜中に電話がかかってきて、驚いた母に起こされて出ると『今何していた?』と聞かれ、『寝ていました』と言うと『わしは年を取ってもまだ書いているのに』とおっしゃった」と振り返りました。

 

和中簡堂先生は、小林斗盦(とあん)先生の「自分が卑小な存在であることを知りなさい」「篆刻だけでなく、もっと幅広く勉強しなさい」という言葉を紹介。弟子が少しさぼっているように感じると「来週までに趙之謙の模刻を20持っていらっしゃい。持って来なければ破門」といった厳しい指導を受けたことや、就職して二足のわらじを続けていた時も師から多くの課題を与えられ、「乗り越えて、乗り越えて(ここまで)来たところです」と語りました。

 

書作で大切にしている姿勢

次の質問は「書作に当たって日頃から大切にしていること」。
佐々木宏遠先生は、古谷先生から事細かく指導された筆の持ち方、運筆などを挙げました。「まず筆を(紙に)突け、突いたら1ミクロン上げろと言われ、何だろうと思った。『筆を吊る』とおっしゃっていたが、紙一枚、気持ちの分だけ筆を上げろという意味だった」。また、「送筆の中に終筆がある。筆を送り、休んだところで上げればよい」という言葉も、長年かかって理解できるようになったと語りました。

吉川美恵子先生は「大胆な中に繊細さがあるような作品が書けたら、と心がけている」と述べました。さらに、師から常に「一番大事なのは線質、線の厳しさ」と言われてきたことを基本にしつつ、「すぐれた書には自然な筆の運びの中に生き生きとした躍動感がある。最近は、自分の運筆のリズムの中に気負わずに自然と生まれる間、余白を出せたらと思っている」と語りました。

 

「日展の書」の重み

自分にとって日展はどのような存在か?という問いに対しては、どの先生も「ほかの展覧会とは違う」と別格の場所であることを強調しました。
西村東軒先生は「学生時代は雲の上の存在だった。それに参加することになってからは、日展を中心に1年間のスケジュールを組み、題材を考えるのも日展に一番いいものを当てたいという思いでやってきた」と述べました。和中簡堂先生は「自分の作品が、いかに伝統の延長線上に存在できるかを考えながら作っている」、佐々木宏遠先生は「会員になると(作品の)サイズが少し大きくなり、別格であることをさらに意識するようになった」と毎年の出品に臨む緊張感を語りました。

 

西村先生は「日展は古典を背景として王道を歩いている展覧会であり、そうあり続けることを望んでいる」と述べ、特にこれから日展で活躍していく若い世代に対して「古典を忘れず、時代の空気もそこに入れ、恐れず堂々とした作品を書いていただけたら」と期待を寄せました。吉川美恵子先生も「学生時代から一生懸命に書いて日展に出し、卒業後、何年もたってやっと入選できた。何回出しても通らなかったことが、今、少し貯金として残っているのかなと思う」と述べ、若い人にも自分の力量を試してほしいと呼びかけました。

 

司会の土橋靖子先生は、「日展は私たちが成長させていただく場であり、一番の晴れ舞台。これからの指針をそこで見つけ、次へつなげる反省の場でもある」と位置づけるとともに、「日展では五科を通してすばらしい先生方がご活躍されている。書だけでなく興味を広げ、美術の大きな輪を広げる場であってほしい」と述べました。

 

 

 

2019年12月9日(月)21:31

速報)2020年春開催「日本の書200人選」記者発表

12月9日、国立新美術館研修室で行われた「日本の自然と書の心『日本の書200人選~東京2020大会の開催を記念して』」(読売新聞社など後援)の記者発表の様子です。

 

記者発表には、「東京2020オリンピック・パラリンピック記念書展実行委員会」の副委員長を務める読売書法会常任総務の黒田賢一先生、星弘道先生、髙木聖雨先生が出席。髙木先生による概要説明や、星先生や黒田先生による席上揮毫など、約1時間にわたって書や展覧会の魅力をアピールされました。

 

展覧会の概要や構成を説明する髙木聖雨先生(写真右)

 

五輪をテーマに揮毫を披露した星弘道先生(写真上)と黒田賢一先生(同下)

 

同展は、同館企画展示室1Eにて2020年4月25日(土)から5月10日(日)に開催される予定です。

詳細は公式サイトからもご覧になれますので、ぜひチェックしてみてください。

 

公開された同展のイメージ・ポスター

 

2019年12月9日(月)19:30