九州国立博物館で席上揮毫会

福岡県太宰府の九州国立博物館で、18日、特別展「王羲之と日本の書」(読売書法会協力)の関連企画として、読売書法会常任総務の髙木聖雨先生、参与の吉村宣枝先生などによる席上揮毫会が開かれました。

先生方の書作を見られる滅多にない機会とあって注目を集め、ホールと別室の鑑賞スペースで合わせて約530人の観客が鑑賞しました。

展覧会は4月8日まで開催されています。

 

 

 

2018年2月18日(日)20:52

九州国立博物館で黒田賢一先生など席上揮毫会

 

九州国立博物館(福岡県太宰府市)で開催されている特別展「王羲之と日本の書」(読売書法会協力)の関連企画として、11日、同博物館で読売書法会常任総務の黒田賢一先生、参事の陣軍陽先生、常任理事の岩田海道先生による席上揮毫会が開かれました。

 

小雪が舞う天候にもかかわらず遠方から駆けつけたファンも多く、特別に設けたモニター観覧のスペースを含めて観覧者はおよそ500人に達しました。

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2018年2月11日(日)23:09

特別展「王羲之と日本の書」 九州国立博物館で開会式・内覧会開かれる

特別展「王羲之と日本の書」 開会式・内覧会

 

 

9日午後、福岡県太宰府市の九州国立博物館で特別展「王羲之と日本の書」の開会式と内覧会が開かれました。
国宝、重要文化財を含む名作がそろうとあって期待も高く、900人近い方々が参集し、王羲之や嵯峨天皇、小野道風、栄西、西郷隆盛らの書に見入っていました=写真=。

 

 

 

一般公開は4月8日まで。

 

会期中展示替えがあります。詳しくは九州国立博物館の同展のホームページ出品目録http://www.kyuhaku.jp/exhibition/img/s_50/exhibition_s50.pdf
でご確認ください。

 

2018年2月9日(金)18:18

「王羲之と日本の書」展 九州国立博物館で2月10日開幕

「王羲之と日本の書」展 九州国立博物館でまもなく開幕

 

 

「王羲之と日本の書」
2018年2月10日~4月8日
九州国立博物館(福岡県太宰府市)
問い合わせ ハローダイヤル 050・5542・8600
*会期中、展示替えがあります

 

「書聖」王羲之の書4件と、最澄、空海から西郷隆盛に至るまでの日本の書の名品が出品される「王羲之と日本の書」展がまもなく開幕します。

 

中国・東晋の貴族、王羲之の自筆作品は人災・天災により既にありませんが、後に作られた精巧な模本、複製が王羲之の真価を示すものとして尊ばれています。この度、日本に伝わる「喪乱帖(そうらんじょう)」(宮内庁三の丸尚蔵館)、国宝「孔侍中帖(こうじちゅうじょう)」(前田育徳会)、「妹至帖(まいしじょう)」(九州国立博物館)、「大報帖(だいほうじょう)」の4件が展示されることになりました。
本展ではこれら王羲之の作品と、後述する平安時代から明治時代までの日本の書の名作が一堂に並びます。

 

また、読売書法会常任総務の黒田賢一先生、高木聖雨先生などによる「席上揮毫会」も開かれます。

 

書の美、魅力にふれ、書の歴史に思いを馳せることのできる贅沢な機会になりそうです。
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2018年2月6日(火)17:51

【発表】35回展 主な役員と審査員

読売書法会は2月1日、「第35回読売書法展 企画委員会」を開き、審査員など各役員人事と全国8都市で開催する書法展の会期・会場を決定しました。

 

【発表】35回展_主な役員と審査員(PDF)

【発表】35回展_会期会場(PDF)

【発表】35回展_地区展役員(PDF)
※上記の内容は、2月2日付の読売新聞 朝刊の社会面(全国版)や各地域版にも掲載しました。(一部の地域版は2月3日以降の掲載となりました)

2018年2月5日(月)13:00

「呉昌碩とその時代―苦鉄没後90年―」展 開催中

呉昌碩とその時代―苦鉄没後90年―
東京国立博物館、台東区立書道博物館
2018年3月4日まで(展示替えあり)
問い合わせ ハローダイヤル 03・5777・8600

 

 

中国の清朝末期から近代にかけて詩・書・画・篆刻の四芸で活躍し、“清朝最後の文人”とも評される呉昌碩(ごしょうせき)(1844~1927年)の芸術を紹介する展覧会「呉昌碩とその時代―苦鉄没後90年」が、東京・上野公園の東京国立博物館と台東区・根岸の台東区立書道博物館で同時開催されています。呉の代名詞とも言われる石鼓文に限らず、呉の幅広い研究、制作活動の全貌を明らかにする企画です。
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2018年1月29日(月)17:40

発表:読売書き初めコンクール入賞作品 上位16点を12日から展示 

全国の小中高校生が参加する「読売書き初めコンクール」の今年度の入賞作品が決まりました。

 

日展理事で読売書法会顧問の新井光風先生=写真=が審査し、応募作品1987点(小学生1116点、中学生389点、高校生482点)の中から特選4点、入選12点、佳作60点が選ばれました。


(入賞者、作品紹介は読売新聞1月5日朝刊に掲載)

 

特選、入選に輝いた計16点は、1月12日(金)から27日(土)まで、東京・大手町の読売新聞東京本社3階「よみうりギャラリー」(日曜休み)に展示される予定です。

 

元気いっぱいの小学生の作品から、臨書学習の成果が発揮された高校生作品まで、新しい年のスタートに、みずみずしい書の息吹に触れてみてください。

2018年1月5日(金)10:00

対談 「明末清初の書」開かれる

対談「明末清初の書」
高木聖雨・読売書法会常任総務 + 富田淳・東京国立博物館学芸企画部長
11月25日 午前11時~12時30分 東京・静嘉堂文庫美術館講堂

 

 

東京・世田谷区の静嘉堂文庫美術館で開催されている「あこがれの明清絵画展~日本が愛した中国絵画の名品たち~」(12月17日まで)は、江戸時代以来、日本人が集めた明清時代の書画を、日本の文人たちの跋や模写と共に展観する試みで、同美術館のコレクションの豊かさを実感させる企画です。六本木の泉屋博古館の「典雅と奇想 明末清初の中国名画」(12月10日まで)と合わせ、明清の書画を鑑賞する絶好の機会となっています。
11月25日、静嘉堂文庫美術館で両館の連携企画として、読売書法会常任総務の高木聖雨先生と東京国立博物館の富田淳学芸企画部長の対談「明末清初の書-連綿趣味の魅力を語る-」が開かれました。約1時間半にわたり、歴史的背景の解説から書作の現場に迫る分析まで、白熱した議論が展開されました。

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2017年12月6日(水)18:00

対談「明末清初の書 ー 連綿趣味の魅力を語る」 11月25日 静嘉堂文庫美術館で

東京・世田谷区の静嘉堂文庫美術館で開かれている「あこがれの明清絵画〜日本が愛した中国絵画の名品たち〜」では、李士達(りしたつ)「秋景山水図」(重要文化財)、沈南蘋「老圃秋容図(ろうほしゅうようず)」などの絵画と共に、張瑞図や王鐸らの書が話題になっています。11月25日(土)には読売書法会常任総務の高木聖雨先生と東京国立博物館の富田淳・学芸企画部長が、「明末清初の書ー連綿趣味の魅力を語る」と題して、この時代の連綿趣味の系譜と魅力を語り合われる予定です。

本展で特に注目される書作品、米万鐘「 草書七言絶句」、張瑞図「草食五言律詩」、王鐸「臨王徽之得信帖」について、詩と手紙を静嘉堂文庫美術館の河野元昭館長が訳されました。(館長ご本人は「戯訳」と呼んでおられます)

文人世界へのアプローチのための楽しく貴重な指南、ガイダンスになりそうです。

 

 

米万鍾「草書七言絶句」
霜降る林で酔った日は さらに山々美しく……
風に揺れる葉 蝉の声 自然が奏でるハーモニー
苔むす道を踏みながら 一人 杖つき遠くへと……
どこまで行ったら最高の 秋を堪能できるやら

 

 

張瑞図「草書五言律詩」=唐の詩人 沈佺期(しんせんき)の「楽城白鶴寺詩」
碧き海 龍宮城へ通う道 お堂の向こうに青き雲立つ
波の音 説教の声 共鳴し 雨の気配にしとる香煙
山を背に生い立つ木々は鬱蒼と…… 流水あふれる渓の涼しさ
無意識に俗世と比べて詩にうたう 心は澄んで涅槃の境地

 

 

王鐸「臨王徽之得信帖」
お手紙拝受、兄嫁様のお病気、いまだ全快されないとのこと、改めて申し上げるまでもなく、大変心配申し上げております。お会いせずにはいられず、お訪ねしたいものと思っておりますが、湖水の水かさが増し、舟で渡ることもできず、離ればなれになったままです。そうでなければ、もうとっくにお訪ねしていることでしょう。やむを得ず、お手紙だけになってしまいますが、遥か遠くからお届けする私の心中をお察しください。この気持ちは私の朋友にも明かしておりません
(貴兄にのみ知っていただきたく存じます)
我が家の祖先である黄門郎(中納言)王徽之の書体を真似ました 甥・鐸
己丑(1649年)十一月 九叔の御前に ご笑覧下のほどを

 

 

3人はともに高級官僚で、いわゆる文人です。文人の作品は、技術に依拠する職業画家とは異なり、詩書画のいずれもが深い教養に根ざした「清雅な心のあらわれ」でした。そして書は画よりも重んじられたとも言います。同じ精神世界の表れでありつつも、書の方が精神性において優ると考えられたのかもしれません。

この明末清初という動乱の時代に、中国は社会全体が大きく変容しました。環境の変化は新しい書を生み出します。明時代に一般化した縦長の軸装作品、条幅は、明末清初に至って大型化し、長条幅が盛んに書かれるようになります。天井から地面まで高さのある壁にふさわしい作品が求められるようになったことも、その背景にあったと言われます。そして連綿趣味もこの長条幅とともに目覚ましい展開を見せたのでした。

高木先生は、25日の対談で「明末清初の新しい連綿の誕生、展開を、王鐸、傅山(ふざん)ら大家と共に、その影響を受けて書作に励んだ知られざる書家たちにも焦点を当て、さらに経済、建築などさまざまな時代背景にも触れながらお話したいですね」と語っておられます。

対談は25日午前11時から、同美術館の地下講堂で開催されます。整理券は当日午前10時から配布。定員は120人です。

本展は12月17日まで。月曜休館。問い合わせはハローダイヤル(03・5777・8600)へ。

 

2017年11月14日(火)14:08

「あこがれの明清絵画〜日本が愛した中国絵画の名品たち〜」展

事務局から、書道ファンや読売書法展の出品者の方々に、適宜お知らせしたい情報やトピックスを紹介して参ります。

初回は、中国・明清時代の書画を取り上げた展覧会の情報です。

東京・二子玉川の近くの小高い丘の上に位置する静嘉堂文庫美術館は、国宝7件、重要文化財84件を含む数多くの古典籍と古美術品を所蔵しています。その中から選りすぐった中国・明清時代の書画を紹介する「あこがれの明清絵画」展が10月28日、同美術館で開幕します。
サブタイトル「日本が愛した中国絵画の名品たち」が示すように、日本人が注目、愛蔵した作品が集められています。中でも張瑞図の「草書五言律詩」、王鐸の「臨王徽之得信帖」などの書は、沈南蘋の代表作「老圃秋容図」などと並び、本展の見どころとなりそうです。
会期中には読売書法会常任総務の髙木聖雨先生と東京国立博物館の富田淳・学芸企画部長による対談「明末清初の書―連綿趣味の魅力を語る」(11月25日午前11時)をはじめ、講演会やギャラリートークが毎週のように予定されており、理解を深めるよい機会になりそうです。

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「あこがれの明清絵画〜日本が愛した中国絵画の名品たち〜」展
10月28日(土)~12月17日(日) 月曜休館

対談

「明末清初の書-連綿趣味の魅力を語る」
11月25日(土)午前11時      静嘉堂文庫美術館地下講堂

髙木聖雨氏(読売書法会常任総務・大東文化大学教授)・富田淳氏(東京国立博物館学芸企画部部長)

*当日午前10時から整理券を配布。定員120人。

 

静嘉堂文庫美術館

東京都世田谷区岡本2ー23ー1

東急東急田園都市線・大井町線「二子玉川」駅、小田急線「成城学園前」駅からバス、タクシー

*展覧会、講演会、ギャラリートーク、交通案内などの詳細はハローダイヤル(03・5777・8600)、  http://www.seikado.or.jp ヘ。

2017年10月27日(金)13:58